私個人の経験だけでなく、著名な先生方のご意見をまとめた回答になりますので、ぜひご参考にしてください。
Q1. 塾は何年生から通わせれば良い?
馴染めないのが一番子供にとってつらいので、ほかの子供が入るのと同じくらいのタイミングがベストです。中学校入学時や、中3に上がった4・5月などが入塾のタイミングとしては多いようです。ただ、受験勉強を始めるのは3年になってからでは正直遅いです。2年の冬ごろから1時間未満でもいいので毎日勉強するようにしましょう。
Q2. どの塾が良いの?
塾の良し悪しの見極め方は、以下の4つです。
①授業を取らせすぎないか ②メンタルやモチベーションのケアがあるか ③全科目についての戦略があるか ④途中で辞め辛い料金システムになっていないか。
Q3. 塾の指導形態の違いは?
学校の授業がわかっていないようなら個別や家庭教師、学校よりレベルの高いことをやりたいなら集団指導を選ぶのがセオリー。個別指導や家庭教師は講師の当たりはずれがあるので注意しましょう。また、こどもにとっては塾の人間関係もとても重要な要素ですので、こどもの意見も尊重してあげましょう
Q4. 塾の授業はどのくらいとれば良い?
インプット(授業を受けたり、教科書を読む):アウトプット(問題を解いたり、自分で説明する)は4:6くらいが理想なので、自分でアウトプットをする時間がないくらいまで授業をとるのはアウトです。部活や習い事などの時間も考慮しながら、自習の時間をとれる範囲におさえましょう。
Q5. こどもが勉強をしないがどうすれば良い?
まず親子関係を良くし、一緒に勉強するようにしましょう。ご褒美などを提案するのもOKです。その他、学習環境を整える(部屋を片付ける、自習室のある塾に通う、勉強する友達の輪に入る)ことも大事です。
Q6. 成績が上がらないがどうすれば良い?
テストで点数がとれない原因としては、勉強時間が足りていない場合と、勉強法が間違っている場合があります。教科ごとの正しい、無駄のない勉強法をし、基礎が身につくまで繰り返すようにしましょう
Q7. テストや成績を見たときはどう反応すれば良い?
「テストの成績が良かったら褒める」ということは、逆に言えば「テストができないならあなたはダメ」となってしまい、条件付きの愛情となってしまいます。テストの結果でなく、日々の勉強を頑張ったことを褒めてあげましょう。